立春最後の日に

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今日は立春末候「魚上水(うおこおりをいずる)」最後の日です。どうやら立春の末候は4日と短いみたいですね。明日からは立春改め二十四節気第二の節気「雨水」です。

なので魚上水についてを最後の日である今日に書くのもアレなんですが、それでも何とか記しておきたいので。

魚上水(うおこおりをいずる)

由来

川や湖の氷が割れたところから、暖かさを感じた魚が跳ね上がるさまを指しています。魚たちは、産卵に向けて移動を始めます。

大友育美「七十二候の食薬レシピ」P16

立春最後の候である魚上水は、上記のような様から取られているようです。魚が散乱に向けて移動、と言えば真っ先に連想するのは鮭ですがそれは秋ですね。魚が散乱に向けて川に戻ったり移動したりすると、そこに現生する生物がその魚を餌にしたり(クマが鮭を捕まえるなど)、無事産卵したり、亡くなった魚もまたその水に棲むプランクトンたちを生成し、そんな森や大自然を作る循環の話を幼いころに聞いたのを思い出します。

この時期の健康への影響

この時季、人間の体には、むくみや肌荒れに加え、気力がわかない、集中力が続かないといった不調が増えるかも。寒い間は新陳代謝や血液循環が滞りがちですが、それが少しずつ活発になってくるこの時期は「肝」が働き過ぎの状態になりやすく、その影響で「心」が不安定になりがちなのです。

大友育美「七十二候の食薬レシピ」P16

今日はともかくそれ以前は立春って何?ってレベルに寒かったんですが、確かに今日は結構暖かくなってました。そう考えると立春って立春になってすぐに温かくなるのではなく立春末期にようやく少し兆しが見える、って程度なのかもですね。肝がダメってことはこの時期はあまり飲み会とかはやらない方がよさそうですね、肝臓に刺激強いですし。

食薬

旬を先取りした野菜を食べましょう。漢方では、春先に旬を迎える香り豊かな野菜が「気」の巡りをよくして、不安定になりがちな「心」のバランスを整えてくれると考えられています。

大友育美「七十二候の食薬レシピ」P16

たけのこ

カリウムがむくみの改善に作用し、食物繊維が腸の老廃物を排出。また、神経伝達物質の材料になる成分が含まれ、脳の活性化に役立ちます。向上心などを高めるドーパミンの生成に関与しており、気力や集中力アップにつながるともいわれます。

大友育美「七十二候の食薬レシピ」P16

緑豆もやし

老廃物を排出する作用があることから、むくみなどを改善するのに役立つと言われています。また、身体の余分な熱を冷ますので、口内炎や吹き出物にも効能があるとされています。

大友育美「七十二候の食薬レシピ」P16

筍は確かに春が旬の野菜、もやしは時知らずのイメージがありますが。食物繊維は日々オートミールやもち麦とかで結構取ってるからそういう意味でも心の不安定さとかはあまりないのかも、と思ったりしました。

まあ、こういうの取った方がいいよ、ってのを利用して普段食べたことない食材とかと出会う楽しみもあるので、こういう結構普段から使う食材がピックアップされるのはこれはこれで新鮮ですね。

ってことで、今回はたけのこともやしを使って甘酢煮込みにしました。

筍と緑豆もやしと厚揚げの甘酢煮込みとひじき煮と納豆と味噌汁ともち麦ごはんの並んだ食卓

いつもの食材(ニンジン、舞茸、きくらげ、厚揚げ)にもやしとタケノコを加え、昆布と干ししいたけでとっただし汁300ml,しょうゆ、黒酢,みりん、酒大匙1、甜菜糖小さじ2を加え煮込みました。ちなみにいつもの食材は炒めることで、各種ビタミンを効率よくとれるようにしてます。

大根はなんとなく酢のものが合う気がしたんで今回は黒酢で味付けした感じでしたね。黒酢はぶっちゃけもう少し少なくてもよかったかも。

ちょっとした最近の事

昨日の話ですが、眉毛サロン、ネイルサロン、ヘアサロンにそれぞれ通って身なりを整えて帰ったのですが、いつもの帰り道とは違う方角から帰ったところ、個人店っぽいコーヒー店の看板が見えたんで、ちょっと立ち寄ってみました。するとそこは、住宅街の只中にひっそりと建っている小さなお店で、いつも通うコーヒー焙煎店同様注文してから焙煎を行って豆を売ってくれる焙煎したての豆が買えるお店でした。また、酸味ある・なしの本日のコーヒーをハンドドリップで目の前で淹れてくれるコーヒー販売もしており、せっかくだからコーヒーを(その日はケニアの豆でした)いただきました。コーヒーはしっかりボディが聞いていておいしかったのですが、それ以上に、その店の立地や在り方が自分の「夢の店」の形に近いなと思ったのに感動できました。私が建てたいと思ってる店も、コーヒーは焙煎したてのものを売りたいし、淹れたいし、いわゆる価格競争ではなく、町の外れや住宅街の只中といった、メインストリートからは外れた場所にひっそりと立てて、誰かが気軽に立ち寄れる、そんな店にしたいなと思っているのです。豆は当然としてそれに合った食べ物もすべてヴィーガン仕様で、またゆくゆくはアレルギー28品目すべてに対応したスイーツやそれぞれのアレルギーに対応したタイプのカスタマイズもできるようにしたいなと思っています。そんな夢の店の、立地やコーヒーの用意の仕方が思い描いたものそのものだったのと、店自体はかなり狭かったのですが、それでもコーヒーを売る空間で得られる感動が確かに得られたことに、わたしは可能性を感じたのです。絵空事じゃなかった、それをちゃんと現実にしてる人がいる。やっぱりそれは大きな力になるなってのを改めて感じた次第でした。

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