立春次候「黄鶯睍睆(うぐいすなく)」

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先週から2月も始まり立春にもなりましたが、まだまだ寒い日は続いていますね。

さて、昨日からは七十二候が切り替わり、立春の次候「立春次候「黄鶯睍睆(うぐいすなくorこうおうけんかんす)」になりました。その名の通り春のトリとしても有名な鶯が鳴き始める季節であることから、付けられた候だそうです。鶯の鳴き声、果たしてそんなものが聞けるのは一体どのあたりになるのでしょうか。可能であれば生鶯の声を聴きたいなと思うところではありますが。

そんな春の訪れにより各動物たちが眠りから覚め、活動を始めるエネルギッシュな活気が出始める、そんなイメージなのが春ですが、そんなエネルギーは良いことばかりではないようで。この候における健康的な面での影響としては以下のようなことがあるそうです。

人間の体の中では、自然界のエネルギーの高まりとともに「血」が騒いで首から上にのぼることによって、心が不安定になりやすいのです。

大友育美「七十二候の食薬レシピ」P14

血流が通常とは違う循環になるから不安定になるってことなんでしょうかね。不足するのは勿論ですが過剰なのも人体には毒って感じかもですね。

そんな時期に食薬として心がけることとしては、次のようなことがあるそうです。

「血」を蓄えてコントロールする「肝」の働きを高めることが。春の健康を守るカギ。代謝アップと解毒を心がけましょう。

大友育美「七十二候の食薬レシピ」P14

代謝を上げるには日々の運動が大事ですね。筋トレとか毎日8000歩以上歩くとか。その辺を日々やっているのでそれは継続したいですね、寒くてどうしても外に出るのが億劫になりがちですが。

そしてこの候に取り入れた方がいい食薬は、以下の2つになります。

菜の花と塩蔵わかめ

「菜の花」と「わかめ」!

菜の花、この時期はスーパーに結構出回るのですよね。この間食べたふきのとうのように春を感じさせる植物なので、春を先取りって感じがします。若芽は普段味噌汁でとっているから意識的に取らなくても大丈夫なのですが、せっかくだから乾燥じゃない塩蔵わかめをこの機会に食べてみることにしました。

そんな二つを使って作ったのは、普段私が栄養素を意識する際にマストで淹れるきくらげ、舞茸、人参、厚揚げの黄金四天王に加えて家に余っていた野菜(ジャガイモ、レンコン、だしに使った昆布)を、昆布椎茸のあわせだし、しょうゆ、みりん、酒、甜菜糖の和風味付けで煮しめた煮物です。

菜の花、わかめ、厚揚げ、きくらげ、舞茸、人参その他野菜の甘辛煮、ホウレンソウのおひたし、納豆、もち麦ごはん、味噌汁の並んだ食卓

これが今日の食卓。

食べてみた感想としては、菜の花は程よい苦みがあってそれが味を引き締めてくれた感じでした。また体を温めるためにおろししょうがもアクセント程度に入れてみたのですが、これがいい感じに熱の調製をしてくれた感じですね。菜の花が熱を鎮める作用があるらしいので、それとの調整でバランスのいい温まり方ができた気がします。

食薬としての菜の花、わかめの役割としては、以下の通りになります。

菜の花:「肝」に働きかけて「気」と「血」の巡りをスムーズにし、生理不順や吹き出物を改善。また、解毒機能を高める成分を含み、腸の老廃物や余分な「水」の排出を助ける作用もあります。苦み成分は余分な熱を鎮め、精神安定に◎。

わかめ:身体の余分な熱を冷まし、ホルモンバランスに係る「腎」に働きかけて心を安定させます。また、水分代謝を高め、余分な「水」や老廃物を排出します。ショウガと組み合わせれば、発散作用が加わって気分すっきり。

大友育美「七十二候の食薬レシピ」P14

要するにこれもデトックス機能を意識する感じですね。余分なものをため込んで心身に不調和をきたさないようにするのが寒さが厳しい時を乗り越える秘訣なのかもしれません。

ということで、今回はこの菜の花メインの煮物で黄鶯晛晥は乗り切っていこうと思います。

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