雨水末候「草木萌動(そうもくめばえいずる)」

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エスプレッソマシンが壊れました。

正確には、給湯口のパッキンが壊れてフィルターの取り外しに支障をきたすことになった、といった感じです。まあ何度も取り外していると摩耗していくからこれは避けられなかった運命ですね。とはいえ修理に出して帰ってくるまで3週間近くかかるらしいんで、その間ラテは飲めません。勿論エスプレッソも。ラテアート自体は腕が錆びつくとまずいので、ピッチャーとラテボウルを使って水練をしようと思います。

そして今日、久々にお菓子作りに失敗しました。ショートケーキ作ったんですが、正確には家長むぎさんの誕生日イラスト2024に記載されたケーキの再現を行うためにショートケーキベースのチョコレートソースかけとマーブルアイスを作ろうと思ったのですが、ケーキはチョコレートソースがあまりにも滑らか過ぎてクリームがにじんだり滑り落ちてしまって、形がゆがんでしまいました。それを治そうとした結果スポンジがぶっ壊れてもはや再起不能に…ああ、よりによって再現したいものでこんな失敗をしようとは。どのみち覆水盆に返らず。もう今回は失敗と割り切るしかありません。スポンジ自体は悪くなかったのに、功を焦って冷めきってない状態でやったのがすべての失敗でした。やはりそれ自体が目的にならないと、焦ってしまうと、すべてのことを仕損じますね。急いては事を仕損じるとはよく言ったものです。アイス?いちごアイスとバニラアイスの種をそれぞれ作ってアイスメーカーにかけたらものの見事に混ざって普通のいちごアイスになりました。

とまあ、そんな生みの苦しみを味わった今日は、正確には一昨日からですが、雨水の末候「草木萌動(そうもくめばえいずる)」ですね。

雨水末候「草木萌動(そうもくめばえいずる)」

由来

草の芽が地中から出始め、木の芽がほころび始めるころ。太めにした足元や木の枝の可愛らしい緑色に、春を感じられます。

大友育美「七十二候の食薬レシピ」P22

3月に入るだけあって、これまでずっと寒そうだった候が一気に生命の萌芽を感じさせるものとなりましたね。前に食べたふきのとうのように、植物の目が少しずつ土から顔を出し、春の満開を予感させますね。それを裏付けるかのごとく、だいぶ気温も上がってきましてエアコン不要となりました(まあ明日からまた天気崩れるし寒くなるみたいですが)

なお、足元にまだ緑色は見られませんね。明日から雨みたいだし見ることなく終わってしまうのか。できれば一目見たいですね、大自然の赤ちゃんを。

健康への影響

草木と同じく伸びようとするエネルギーがみなぎる頃です。その思いが余って「気」が滞り、身体に熱がこもりやすくなる人もいそう。そうなると、イライラや頭痛などが現れます。

(中略)

花粉症など、アレルギー体質の人は、黄色っぽい鼻水、目のかゆみ、のどの腫れといった症状が出ることもあるでしょう。これも漢方では、熱がこもっている状態ととらえます。

大友育美「七十二候の食薬レシピ」P22

温かくなるとそれはそれで人間の身体にそれが溜まってしまう、季節の変わり目にありがちな体の順応が追い付いていない状態、みたいな感じでしょうか。いらいらと言えば前述の失敗だらけの今日は流石に感じたかもしれません。まあそういうイライラは寝れば治るし一応原因を分析できてるだけいいかなとも思ってはいますが。身体の循環が上手くいかずに本来外に出るべきものがこもってしまうと怒る不調、ってこういう季節の変わり目にありがちですね。あと冬にも。温かくしようと熱を保とうとする動きによるものなのでしょうかなあ。

食薬

ごぼうとアスパラガスと家長むぎのにじぬい、にじぱぺと司賀りこのにじぱぺ

ごぼうとアスパラガスー(テッテテー)

ごぼう

体の余分な熱を冷ます作用によって、季節の変わり目に起こりがちなかゆみを和らげます。また、水溶性と不要性の食物繊維が、町内の有用菌の繁殖を助けて腸内環境を整えるので、花粉症を軽減させる効果も期待できます。

アスパラガス

「肺」を潤して熱や炎症を鎮め、鼻やのどのアレルギー症状を緩和。また、鎮静、ストレス抑制、安眠に働きかけるGABA、疲労回復や安眠に良いアスパラギン酸が、過労や睡眠不足からくる症状の悪化を防ぎます。

大友育美「七十二候の食薬レシピ」P22

今回はどっちも細長い食材ですね。ごぼうは毎日きんぴらを弁当にしてますがアスパラは本当に久しぶりに食べます。と言うかアスパラギン酸ってアスパラにもちゃんと含まれてるんですね。てっきり他人の空似かと思ってました。しかしアスパラギン酸だけでなくGABAも抱負とは、アスパラって実際はかなり凄い野菜だったんですね。流石白いやつが野菜の王様と呼ばれてるだけありますね(ホワイトアスパラガス:ドイツの特産である野菜の王と言う野菜界のドリアンみたいな扱いを受けているらしい素敵な食材。食べてみたい)

しかし食物繊維に花粉症予防効果があるとは初耳でしたね。消化効率や便通といった腸内環境の改善に効果があるのは知ってましたが。その腸内環境の改善が花粉症対策のカギになっていたとは。そういえば日本人は食物繊維が慢性的に不足してると聞きますから、花粉症に苦しむ人が多いことと決して無関係ではないのかも。そう考えるとごぼうは勿論、オートミールやもち麦といった食物繊維豊富な食材を色々取り入れるのもいいかもですね。そういえばエリンギにも豊富に含まれていたと思いますし。

ということで、細長い食材二つと言うことで、今回はこのような料理にしました。

アスパラガスとごぼうの味噌和えの昆布巻き

本当はかんぴょうで巻くつもりだったんですが買い忘れたんでくしに刺すことにしました。

使った食材は以下の通り

  • ごぼう 1本
  • アスパラガス 3本
  • みそ(白みそ) 大匙1
  • 本みりん 大匙1
  • こんぶ(だしがら) 乾燥時10グラム

昆布は、元々昆布だしを取った出し殻を再利用する形で用いました。基本的な味噌和えのレシピはリンク先を参照して作りました。そして昆布の出し殻は、そのままだと旨味を吸い出しただけなのでしょうゆ、みりん、酒、甜菜糖の比率を6:3:3:2でだし汁に和えた煮汁で煮込み使いました。

この日の夕飯の献立が次の通りです。

ごぼうとアスパラガスの味噌和えの昆布巻きと野菜の甘煮とご飯、味噌汁、納豆が並んだ食卓

昆布を煮た煮汁で、右上の煮物も作りました。こいつが今週の夕飯作り置きです。

で、肝心の味ですが、ごぼうと味噌の愛称は最高ですね。そこにゆでたアスパラが味を引き締めてくれて飽きの来ない御飯が進む逸品となりました。在るならお酒も進みそうです。

ってな感じで、この草木萌動は過ごしました。明日は上巳の節句ですね。菱餅とひなあられ、ちらし寿司は仕込んでいるので、明日蒸したり揚げたりしようと思います。

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