春分末候「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」

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2024年度も明日で終わり。思えば本当に激動の1年でした。
年度早々に10年住んだ街を出て、色々な検定を受けて、気づけば自分の夢を再び燃やして、今はその夢のために日々邁進しています。そして自分がずっと封印してきた自分と向き合う機会もできた。でも私はその向き合っている自分のことをまだうまく言語化できていません。何なら勉強中であるフェミニズムや自身の性についてすらまともに言葉にできない。漠然とした違和感、漠然とした抵抗意識があるだけ。だから来年度はこれをちゃんと言語化できるようにする1年度にしたいなって思います。

で、年度最後の節気は春分。候は末候「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」ですね。春の訪れを指す春分だというのになかなか物騒な候ですね。これを書いている今も外は何か鳴っています。雷の音なのか風の音なのかはわかりませんが。いずれにせよ、確かに最近は天気が安定しませんでした。そして週間予報を見るとこれからまた崩れるそうで。そう考えると七十二候と言うのも旧暦の話、と片付けるのは早計かもしれませんね。それとも単に気候変動が進行して春でも不安定な気象がより一層不安定化しているだけなのか。最近eco検定という環境問題に関する検定の勉強を始めたので、その辺りも色々と考えているところです。コーヒーを愛するものとして環境問題にコミットするのは責務だと前の記事でも話した通り。

春分末候「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」

由来

遠くの方で雷が鳴ることを指しています。季節の変わり目と言うことで、大気が不安定になりやすい時季です。

大友育美「七十二候の食薬レシピ」P31

春分の候はどれも覚えやすいですね。タイミングもばっちりだしネーミングも由来も直球なので流石に祝日にされるだけはあります。確かにここ最近は悪天候が続いたり、気圧が低下したり、その影響で冬に戻ったかのような寒気に見舞われることも少なくありません。昨日わたしは朝ジム→映画→外食→スーパーで買い物のコンボをかましましたが全部徒歩、しかもジャージで行った結果とんでもなく寒いし冷たい雨にやられるしで散々でした。
雷、という言葉が昔は神鳴りって呼ばれていたとか、稲妻という言葉が文字通り「稲の夫(つま)」という言葉で、しかも昔は配偶者のことはどちらも互いを「つま」と呼んだそうだとか、雷の光が稲を実らせるといった信仰があったとかの話を思い出します。天から落ちる当時は未知の光なわけだから、確かにそのような信仰があってもおかしくはないということと、そういった自然現象に対して、一つ一つに敬意を持っていたんだなあと言うことに思いを馳せる。アニミズムという言葉を思い出しました。確か万物の色々なものに神秘的な何かが宿る、的な話だったかなと。そんな信仰を集めていた雷が降り注ぐ時期を候の名に取ったということは、今では物騒に聞こえてしまうそれも、豊穣を願ったり始まりを想起させたりといった願いがこもっていたのかもしれません。そう思うと、わたしも今一度そういった自然の一つ一つに、たとえ減少が科学的に解明できたとしても、そうでない何かにもちょっとは思い出してみるのもいいかもしれないなあとかぼんやりと思っていました。

健康への影響

身体に悪いところは特にないはずなのに、中々元気が出ないことが増えるかも。原因の一つとしては、西洋医学で言う「副腎疲労」の可能性があります。副腎は、ストレスホルモンを分泌し、ストレスに対する耐久力を高める働きをしていますが、ストレスが慢性化すると、副腎が疲れてしまって十分な量のストレスホルモンを分泌することができません。これでは、身体はストレスの影響をそのまま受けてしまい、あちこちに不調が出始めます。

大友育美「七十二候の食薬レシピ」P31

ここ最近の季節の変わり目による身体への負荷や、精神的な不安などが積もり積もって、みたいな感じでしょうか。あとはやっぱりあまりにも安定しない気候も関係してるんじゃないかなって思います。人間の身体は急激な変化に対応するためにはそのための体温調整とか何とかで体の期間を働かせすぎたらその分疲れもしますし。昨日とか真冬のような寒さでしたから、起きるのも中々億劫でしたからね。あとは雷の音だけでもダメって人もいるでしょうから、そういう意味でも精神的な不安は大きくなるのかもしれません。

食薬

ひじき

「血」を補い、心の働きをよくするとされます。ミネラル、ビタミン、食物繊維などの栄養が豊富で、乾物なら常温で長期保存できる優れものです。

大友育美「七十二候の食薬レシピ」

わたしも毎週愛用しているスーパーフード、ひじき!

戻した後の栄養素としては、100グラム当たり(乾燥時10gほど)カルシウムが100mg(一日に必要な分は大体650~800mgほど)、食物繊維3.7~4.5g(一日に必要なのはだいたい18g以上)、ビタミンKが40㎍(一日に必要なのは150㎍)、ヨウ素に至っては960~1300㎍(一日に必要なのは130㎍)をはじめとしたミネラルや食物繊維、ビタミンが豊富な食材です。オーソドックスなのはニンジンや油揚げ、大豆の水煮と煮込む煮物でしょうか。わたしも平日の弁当メニューに入れてますが、今回はせっかくだから味噌汁にしてみました。

ひじき、黒舞茸、厚揚げの味噌汁

本日の食薬:ひじきたっぷりの黒味噌汁

食材として使ったのはひじきの他だと、厚揚げと黒舞茸です。黒舞茸は、普通の舞茸と比べて柔らかくて濃厚な旨味がぎっしり詰まって見栄えもきらびやかな黒でリッチな逸品です。この間言ったヴィーガン料理店の黒舞茸天ぷらやみそ汁が美味しかったんでいつか買ってみたいと思ってましたがこんな早く手に入るとは。

んで、最近は食材を煮込む前に、蒸し焼きにして食材がくたくたになるまで蒸してから、煮込んでいます。その方が食材に含まれている水分が溶けだして、だし汁と煮込むと汁がとろとろになって美味しいので。だし汁の量も気持ち少なめにするのがポイントです。

黒い食材って、なんとなく栄養価が高いイメージあります。黒ゴマ、きくらげ、黒豆、海苔とか。なんでかは分かりませんが、色彩学的にはすべての光を吸収している(反射する光がないから目に見える色がなくなる)から、その分栄養もため込んでる、みたいなイメージなのかもしれません。色鮮やかな食材にも栄養価豊富なイメージあるので、ある意味鮮やかさからは程遠い黒にもそのイメージがあるのが不思議ですね。

ちなみに昨日映画ウィキッド見てきました。本当に素敵な作品だった。詳しい感想は別の記事にも書きたいですが、とりあえず昨日SNSに投稿したのだけここに埋め込んで本記事の締めとさせていただきます。

今日はまだ1秒も勉強してないから寝るまで勉強するとして、とりあえずウィキッド見た直後の所感は残しておきたいからここに(明日ブログで一晩明けたのちの感想とか書けたらいいな)知らなかった頃の自分ではいられないからと、従属を対価とする安寧を捨てて自由と自分を見てくれた動物たちの解放のために抵抗を選ぶことで、かつての存在を否定された自分の手を取るラストのエルファバの演出に応えるように箒が空を舞うシーンは本当に鳥肌が立ちました知らなかった頃には戻れないからもう見て見ぬふりはしない、知性と見識に基づいたわたしがなりたい知ることのできる者のムーブそのものでした、あとこれヴィーガニズムありますよねとも

最上マタリRM🍉🌎 (@curiousbutterfly.blog) 2025-03-29T10:39:31.412Z

そしてグリンダのムーブは、多分色々言われているんだと思うけどわたしは彼女の作中での描写通してずっとめった刺しにされているような気分でしたね正直彼女が一個存在として見られていることは多分なくて、集団のうちの一つ、ちょっと目立つ人程度で、それが証拠に少数の場や終盤においてはいないもの扱いになっていることすらありました、彼女のムーブは多分わたしにもあったと思うし、そしてその代償が存在を確立できない程度の扱いだったのかもしれないなとでも彼女は、生き方を重ねられないけど互いの存在を認められる相手に心からの幸福を願えるというのが言葉にできない美しさがあったなって、冒頭思い出すと色々複雑にもなる

最上マタリRM🍉🌎 (@curiousbutterfly.blog) 2025-03-29T10:43:57.542Z

そして、世界が混乱してるのを少数派(作中だと動物)のせいにして動物たちから言葉を奪い、檻に閉じ込めることで自由を奪て心を折ろうとして支配することで、社会秩序を維持しようとする詐欺師とその共謀者のムーブは西側諸国とそれに連なる諸国の現状のムーブと奇跡的なリンクをしていたなって感じしましたね…そう考えるとマジで某コーヒー屋はどの面下げてコラボしてんだって怒りもひしひしと感じるんですけどそしてディラモンド教授が過去を直視することの大事さと、連行されること知りながら教壇に立ち最後まで学生たちに言葉を投げかける姿は、作中唯一のまともな大人って感じがしました。と言うかまともな大人動物しかいませんが

最上マタリRM🍉🌎 (@curiousbutterfly.blog) 2025-03-29T10:47:08.327Z
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