清明の末候「虹始見」
昨日から清明のラストを飾る末候「虹始見」となりました。清明は初候と次候がどちらも鳥に関連する代物でしたが、最後は鳥ではないにせよ、空に関連するものですね。季節の変わり目ということもあり、空や空気に敏感になっていたのかもしれませんね。
由来
春の空気が潤み 七色の色彩が空に架かる
春が深くなるにつれて空気に水分が含まれるようになると、雨上がりの空に虹が架かるようになります。
春の気まぐれなにわか雨が上がり、陽光の下でふとした瞬間に見える春の虹は、夏の虹とは違い、すぐに消えてしまう儚い存在です。
昔から様々な国で、神聖なものと考えられており、古代中国では虹の正体は龍だとも考えられていました。
神宮館「暮らしを楽しむ開運七十二候」P46
虹の原理は色彩検定2級で学んだのを思い出しました。まあ、詳しい内容はだいぶうろ覚えになりましたが太陽光という光源から発せられる波長の違う光がそれぞれ空気中の水蒸気で屈折などをすることで色が並んで見えるようになる、といった感じだったと思います。その水蒸気が冬には低温故液体、固体が多かった中春ともなると気化する分が多くなるのでしょうね。それが虹を呼ぶ、というのもなんか学んだことがつながって感慨深いなあって思いました。
とはいえこの間結構な期間雨降ってましたが、虹は見えたのでしょうか。わたしは見えませんでしたが。
中国で虹が龍だと思われてたって話、藤崎竜版封神演義の趙公明を思い出しましたね。彼の使う技がレインボードラゴンを放出する技だったので。
まあ、燕がやってきて、雁が帰るべき場所へ飛び立ったら、その後には虹が生まれるというのもドラマチックですね、清明というのは。
食べ物
雨前茶
お茶の本場・中国では清明が訪れるよりも先に摘んだ新鮮な茶葉で入れたお茶を明前茶、穀雨の前に摘まれた茶葉で入れたお茶のことを雨前茶と言います。一番茶として人気なのは明前茶ですが、雨前茶には明前茶よりも芳醇な味わいと香りがあります。
神宮館「暮らしを楽しむ開運七十二候」P46
お茶と二十四節気が関連しているとは。これは目からうろこでしたね。新茶とか一番茶って私の中ではだいたい八十八夜が近づく5月あたりに出回るもの、程度の知識しかなかったので。大体茶摘み自体は育つのが早いエリアだとこの時期に行われるようですね。鹿児島とかは温帯と亜熱帯の中間ぐらいの気候だし早そうですね。実際店の人に聞いてみたら鹿児島は早いそうですし。
とはいえ雨前茶、清明の期間に収穫されたものだけって考えると短いし中々のレアものっぽいですね。そもそも摘んだ日って店の人に聞いてもなかなかわからないみたいですし。本当に確かなものが欲しいならば通販とか直販店とかに尋ねるしかなさそうですね。

ということで、実際に雨前茶かどうかはわからないのですが、昨日包装されたものであればまだ可能性はあるのでは?と思い買ってきました。茶葉買うなんて本当に久しぶりだ…新茶とかもあまり気にしたこともなかったですからねえ。

急須と湯飲みがなかったからティーポットとティーカップで。先日作ったアボカド+カボチャのタルトと一緒に頂きました。
まだ夜はそれなりに冷えるので、こういう時のお茶は一日頑張った後ということもあって、心が休まりますね。
ちなみに、この時季、つまり虹始見に虹が見えると幸運のサインだそうです。この時期の雨は春時雨と呼ばれる柔らかい雨であることもあるので、雨上がりにはちょろっと散歩に行ってみたいものですね。
