夏至の初候「乃東枯」

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昨日から、二十四節気第10の節気、夏至が始まりました。おそらく春分、秋分、冬至と並んで知名度の高い節気なのではないでしょうか。わたしも勉強する前から知っていたのはこの4つくらいでしたし。この時季は1年で最も日照時間の長い時季。つまり、日が昇るのは早く、日が沈むのは遅い、夜の時間も短いということです。実際ここ最近は、わたしが普段起床する時間である4時半には丁度日の出となることから、真っ暗で朝を迎えることがないので目覚めと共に日光を浴びれて気持ちのいい朝を迎えられています。何より運が良い日には朝焼けの美しさがお出迎えしてくれることもありますから。早起きは三文の徳と言いますが、こんなきれいな朝焼けを見られるなら三文どころじゃすまないですね。だから最近は毎朝起きるのが楽しくて仕方ありません。

そしてそんな夏至、日照時間が最も長い、ということはここから先はどんどん短くなっていくことでもあります。ここから季節はゆっくりと冬に向かっていく、ということですね。その連続した流れもまた、流動的な季節を感じられて良いなって思います。

そんな夏至の初候を飾るのは、「乃東枯」(なつかれくさかるる)です。これまた文字だけでは何のことかわからないどころか読むことすら難しいですね。これの意味は、どうやら次のようです。

夏の日差しを受け、草木が生い茂る中で、乃東という植物だけが枯れていく時期のことです。乃東とは「うつぼ草」のこと。冬に芽を出し、初夏に紫色の花を咲かせた後、枯れてしまいます。

神宮館「暮らしを楽しむ開運七十二候」P84

乃東というのは特定の植物の名前だったようで、新緑の香りも漂う薫風吹くこの季節に、そっと枯れていく花もある、ということなのですな。生命の流転を感じると同時に、夏の繁栄の中で消えていく生命もまたある、という着眼点を持つ先人の目線の広さにも、わたしは強い敬意を持ちたいなって思いました。ちなみにこの植物の別名が「夏枯草」だそうです。読みはそこに由来しているようで。そんな枯れた乃東を昔の人は、日干しにして漢方薬の材料にしていたそうです。

そして今日、わたしはトレーニングと買い出しのために片道30分ほど河川敷を歩いていたのですが、今日は本当に風が強かったですね。雨と風のコンボも中々えげつないですが、日差しと風のコンボも大概にきついものです。日傘必須だから差すのに強風にやられて傘が壊れてしまいかねないえげつなさがあるので。事実今日お気に入りの日傘の骨が割れてしまいダメになってしまいました。今月はお金ないのでしばらくはそれをごまかして使うしかないですね。

そしてこの風、この季節に吹く南寄りの季節風、南風だったんじゃないかなって思います。その中でも青空の下で吹くものは「白南風」というんだとか。あれは夏の訪れだったのか…てっきり気候変動の生で熱が上昇気流を生み出して強風を生み出していると思っていましたが。まあ異常な高温は気候変動のせいですが。

この時期に食べたい食材は、何と言ってもやはりトマトですね。夏野菜の王様と言ってもいい代物。リコピン豊富で動脈硬化予防、老化予防、血糖値改善などいいことづくめの野菜です。この時季はラタトゥイユにしたいです。同じく季節もののズッキーニやナスと一緒に。

あとは、そろそろ綺麗な和菓子、練り物も練習したいなって思っています。二十四節気と和菓子って本があるみたいなので、どうせ二十四節気、七十二候と向き合うならばそれにちなんだ和菓子作るのも面白いなって思うので。和菓子はヴィーガンとの相性もかなりいいですからね。

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