先週の強風はおそらくモンスーンである南風でしたが、異常なまでの暑さはどうも夏至だからというわけでもなく気候変動の結果だったそうです。向こう10年の気温上昇は避けられないわけですが、それから先どうなるかは今のわたしたちの行動次第だと思っています。できることは電気を大切にだけでなく、環境に配慮した商品を選び、日用品も少しずつ切り替えていくとか、生活していくだけでもできることはいくつかあるんじゃないかって思います。少なくともわたしはそうしていきたい。それが自分を納得させ、希望への道へつながるための正しい道だと信じているから。
その一方で今週は雨だらけでジメジメしまくりですね。蒸し暑さもあって頭痛と気の滅入りで徹底的に自分の心を折りにかかっているような感じもしました。事実今週はあまり気分がよろしくなく、だいぶ沈んでいたことが多かった。そのせいか知らないですが結構嫌なこと多くて心中穏やかではなかったり。一応希望さえあればなんとかなるとは思っているし、こんなことで折れる資格はわたしにはないと思っているから、それで何とかやっていけてる感じです。
さて、前置きが長くなりましたが今日から夏至の次候「菖蒲華」(あやめはなさく)です。前回の乃東枯と違って大分わかりやすいですね。この時季が菖蒲のシーズン。ちなみに感じで菖蒲と描くのは「ショウブ」「アヤメ」がありますが、これらは全く違う植物だそう。ショウブは端午の節句で菖蒲湯が有名でしたね、あれは里芋の仲間らしいです。つまり里芋を湯に浮かべても何かしらいいのかしら。
そんなアヤメですが、剣のように鋭いあの葉が立て並びになっているさま、あれが「文目模様(あやめもよう)」と言われることから、アヤメと名付けられたんだとか。とげとげした葉っぱは剣山みたいですからねえ。針山地獄って実はアヤメの花畑から着想得たりしてないですかねえ。
で、そんなあやめ、「いずれ菖蒲か杜若」って言葉がありますね。あれは菖蒲とカキツバタが非常によく似ていることから並び称されているようですな。杜若って牡丹と漢字はよく似てるなあとか思ったりします。牡丹と言えば穀雨の末候「牡丹華」があり、あの時期に「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」って言葉を思い出しましたね。今回の「菖蒲華」と候の並びも凄く似ていて、それらの植物に因んだ慣用句があるというのも、対比感があって面白いです。ちなみにアヤメは乾いた土に生え、杜若は池や沼などの近くの湿地に生えているそうです。
前回の腐草為螢にはホタル見に行けなかったからアヤメは見に行きたいなあとか思っています。まあ、今週は土日も仕事あるので多分無理でしょうが。
そしてこの時期のお菓子としては「水無月」という和菓子があります。水無月は白外郎に、甘く似た小豆を乗せ、三角形に切ったもので、小豆の赤が厄除けになるとして京都では6月30日の夏越しの祓の時に食べる風習があるんだとか。赤が厄除け、というのは確か春土用の時もそんな話を聞いたし、おせちの代表的な品目の一つ「紅白なます」も赤が厄除け、という願掛けがあったりしましたね。どうも赤と厄除けの風習は年中行事の色々なところに根付いているようです。
今週末は何を作るか悩んでいましたが、せっかくだから水無月に挑戦したいなって思いました。ヴィーガンだから砂糖何使われているかわからない以上、今度はあんも自分で作りたいなって思います。
